リスタート婚は森の中(4)
「いつも…」は要らない!!!
山形を出る覚悟を決めたとき
行き先のアテは全くなかったけれど
次に住むのも、便利な都会より
不便でも出来るだけ自然を身近に感じられる
そんな場所がいいな…
という漠然とした想いがありました。
幸運にも高度1,000メートルの
戸隠という山の中で暮らし始めたのですから
自然を身近に感じまくる恵まれた環境で
まさに望み通りの日々❣️♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
そして、それは不便という点でも
山形に輪をかけて不便という
見事に望み通りの生活となってます……笑
そもそも夫が今の家に住み始めたのは
今から3年半ほど前。
その頃、たまたま訪れる機会がありまして
その時に〝よく住む気になったな〟と
一番呆れたのが洗濯機でした。
いまどき二層式⁉️
しかも蛇口は外だし
土間においてあるだけなので
コードも排水管も繋ぎっぱなしに出来ない!?
つまり使うたびに、最初に
① ホースを外の蛇口につなぐ
② コードのソケットをコンセントにさす
③ 排水管を排水口につなぐ
というマンション住まいでは
考えられない一手間が必要なのです…σ(^_^;)
もちろんスイッチを入れたら
終わるまで放っておける全自動ではないので
途中もいちいち入れ替えが必要だし
終わったら上記の①〜③を元に戻す作業あり。
めんどくさ〜〜〜い❗️❗️❗️
と山形生活を体験する前の私なら
耐えられなかったでしょうなぁ〜(*´ω`*)
ところが!
ところが!!
ところが!!!
いざ使い始めてみると
この手間ひまが結構楽しいのです💕
最初は面倒くさい根性も
少し顔を出しましたが
程なく慣れてワクワクに❣️
人間やれば出来るものですね(笑)
……とそんな中……
どっかの諺に
〝3日幸せになりたければ結婚しろ〟
というのがありますが
一月半も過ぎると新婚気分も抜けてきたようで
夫のあら探しのクセが顔を出しました。
ある日の洗濯を始めた時
上記の③をせずに
洗濯機を回し始めてたんですねぇ〜、わたし。
たまたま見つけちゃった夫が
「いつも忘れるね!!!」
とイライラ気味に一言。
実は使い始めで慣れてない頃に
一度これを忘れて
水を溢れさせたことがあったんです。
でも一度だけ!!!ですよ。
当然カチンときた私も黙ってません。
こういう時、誤魔化さない自分になることが
一緒に暮らす一番大事な目的なのですから❗️
「いつもって、どういうこと!?
あれから 一体何回洗濯したと思ってるの!?
いつもじゃないし、
そもそも排水のタイミングに合わせて繋げば
それでいいことじゃないの!?」
私の剣幕に臆した夫は黙りましたが
それで終わりにしたら昔と同じ繰り返しです。
別居前は、こういう時
後で気まずくなって
家庭の雰囲気が悪くなるのが嫌で
何より子供達にとって良くないと思ってたので
言い返すこともしませんでした。
時に我慢できずに言い返した後は
「嫌な奴だな。
コイツには言っても分からないんだ。
出来るだけ喋らないようにしよう」
と互いにダンマリを決め込んでいたのです。
お互いモヤモヤを残したまま
どんどん心が離れていったのも
当然の成り行きだったんですね。
でも今回はそうはさせません!!!
そこで私なりに頭を冷やしながら考えまして
思い出したのが英語の文法です。
(これでも元高校英語教諭です…笑)
中学校では、be動詞 +〜ing は進行形
という形しか習いませんが
高校では、be動詞 +always 〜ing を習います。
意味は「いつも〜してばかりいる」と
相手を非難する時に使う表現です。
言われてみれば
「〇〇してないよ」とか「忘れてるよ」
だけなら単なる注意として聞きやすいけど
「いつも〇〇してないね」
「いつも忘れるね」
と「いつも」が入るだけで
めっちゃ責められてる感じになって
反発したくますよね。
少し時間が経ち
夫の方も冷静になってるのを見定めた所で
落ち着いた口調で切り出しました。
夫の口癖(実は彼の親の口癖なのですが)
になってる「いつも」の一言が
相手に与える感覚について話し
だから「いつも…」は要らなくて
「忘れてるよ」とだけ言ってくれればいいこと
を淡々と伝えると
夫も「ああ、そっか。分かった」
と納得した表情で応えてくれました。
良かった!やったね!ヽ(´▽`)/
一歩前進‼️☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
こういうやり取りを
当たり前にできてる人達からすれば
取るに足りないことですが
前半生イジケまくって
自分の本音を大事にしてこなかった我々夫婦
にとっては大きな一歩です(((o(*゚▽゚*)o)))
今は素直に自分と夫を褒めちゃうもんね。
私たちって、良いセンいってるよねぇ〜❣️
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪